師走に入り各地で真冬並みの寒さとなっていますが、豊野ももれなく真冬に突入。
こんな時こそ皆さんに食して頂きたい物…
来ましたね、酒粕の季節です。蔵では出荷に向けて急ピッチで板粕の作成が進んでいます。作ってくれているのは助っ人のお二人、渋谷さん(右)と西沢さん(左)。前は一緒に酒造りをしていた頼れるベテランです。
型に沿って包丁で切り出し、重さを計って口を閉じます。段取りよく大きな板粕が次々に袋詰めされてく様子です。
甘酒にしたりお味噌汁に入れていただくと、優しい吟醸香とほのかな甘味がホワホワっと身体に染み込み、身も心もポッカポカになります。私は先日塩漬けした大根を粕と砂糖を混ぜた粕床に漬け、簡易べったら漬けにしてみました。なかなか好評でしたよ。
(森本 貴之)